ちょっとノスタルジー   

2013年 06月 02日




昨日、職場で若い女子たちが「人魚姫のお話って最後どうなるんだっけ」という話題になっておりまして。


「たしか泡になるんでは…?」とおぼろげな彼女らに、すらすらと解説してみせた、一番幼少期の遠いわたくし。


あれはただ泡になるんではないですよ。王子を殺せなくて死ぬんですよ。ホラあの子は末っ子でしょ、姉ちゃんたちが髪の毛と引き換えに魔女から剣をもらってきてね、これで王子を殺せば人魚に戻れるからって渡すんですよ。でも殺せなくて、自分が泡になるんですよ。


おおそうだ、そうだ、そうだった、と感心されまして。
ていうか、私なんでこんなに人魚姫の結末を覚えてるんだろう、と。


で、思い出しました。
わたくし子供の頃、このお話のエンディングを書き換えたんですよ。
ただでさえハッピーエンドじゃないお話を、さらなるバッドエンディングにね。


王子は殺します。で、見つかって捕まりそうになって、とっとと人魚に戻ろうとするが、戻れない。なぜなら剣の話は姉ちゃんたちの嘘だから。人魚を捨てて人間になった妹の裏切りを許さなかった姉ちゃんたちの復習だったっていう。


でまあ、捕まって処刑です。


そんなお話を書いてました。
親、ちょっとひいてた。


思い出した私自身も、ちょっとひきました。
「幼少期になにがあったんですか?!」ってまわりに言われまして。
ホント、私なにがあったんだろう。


で、さらに童話トークになり…
実は人魚姫だけじゃなく、他のお話もいろいろバッドエンディングに書き換えていたことを思い出したんですね。


桃太郎が猿、キジ、犬に裏切られるとかね。


大丈夫か、私。
今や押しも押されぬひとでなしであることはとうに自覚しておりますが、そんな昔からだったのか。


でもね、やがて思い当たりました。
そんな話ばかり書いていた理由に。


星新一を読んでいたからです。


母に「本を読め」と常に言われておりまして、でも読みたいものがなくて(何を読み始めても進まない)、ようやく見つけた「面白い読み物」が星新一のショートショートだったのです。わたくし的にはとにかく「本を読んでいる」ことで一安心です。これで文句はないだろう、と。もう星新一ばかり読んでおりました。


で、真似してた訳ですね。
彼のテイストを。
オリジナルが書けないから既製品を書き換えてたんですね。
それだけのことでした。


ああ、よかった。






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大丈夫だよ、赤ずきんちゃん♪ うひひひひ...








いつでも里親募集中

by kia_rock | 2013-06-02 07:25 | その他 | Comments(4)

Commented by アルムー母 at 2013-06-02 15:45 x
親の本を読め!
あったなぁ〜( ̄▽ ̄)なんだか懐かしい。。
アタシは、筒井康隆の短編だったなぁ♪
かなり、毒あるょね(;^_^A
Commented by ina at 2013-06-03 10:56 x
おーーーーー!!同じことやってました。
しかも高校の授業で『3匹のこぶた』堂々と提出しました( ̄∀ ̄)v エへ
先生に引かれた記憶ありますf( ̄∀ ̄) テヘ
赤ずきんちゃんロックちゃん可愛いです♪
Commented by kia_rock at 2013-06-03 20:41
>アルムー母さん
ああ、なんだかこの日記にコメもらうと親近感いっぱいなのはなぜだろう(笑
分かるー!!!!!
うちも筒井康隆の短編にも走ったー(笑
星新一と同じジャンルだよね。SFに救われた気がするわ^^
そっか、アルムー母さんも言われたんだ^^;
うちは「◯◯ちゃん(優等生)くらい読みなさい」って言われ続けたよー
おかげで活字追うのが今でも苦手^^; ←責任転嫁
Commented by kia_rock at 2013-06-03 20:47
>inaちゃん
腹黒界のアイドルinaちゃん、ありがとう!!
inaちゃんの「in」は「イノセント」の頭文字ですから(笑
ていうか、豚たちをどんな目にあわせたんですか!?
超気になります。あさってこっそり教えてくださいね^^

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