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ロックのLINEスタンプ作りました   

2015年 07月 20日



みなさまお元気ですか。
おひさしぶりの更新でございます。



ロックのLINEスタンプを作りました。
スタンプ名は「短髪プードル ロック」です。


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主に自分が欲しかったものと、友人からのリクエストをきいて作りました。




ブラウザ上のラインストアのロックスタンプ販売ページには、こちらから飛べると思います。ご検討いただけると嬉しいです。



思いついてから審査に出すまでに約一ヶ月、修正(2度)に一週間、審査に半月ほどかかりました。
実際使い始めてみると、足りないスタンプをどんどん思いついておりますので、いつになるか分かりませんが、第二弾も作る気満々ナウです。



もちろん、あわよくばたくさん売れて欲しいですが、自分が身近な人とのコミュニケーションツールとして一番使っているLINEにロックが登場するのがとにかく楽しいです。



そして、こうやってロックと生きた証がまたひとつの形になって残ることが、何よりも嬉しいです。



ありがとうね、モデルさん。
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…未成年じゃったね。

# by kia_rock | 2015-07-20 10:32 | ロックのこと | Comments(0)

D.I.N.G.O. 犬連れワークショップ 2 〜社会化についてふたたび考える〜   

2014年 12月 31日




前回の続きです。





今回のセミナーの1日目の最初の時間で、参加者の方ひとりひとりの愛犬との出会いから現在にいたるお話をじっくり聞くことができました。何人もの方が愛犬をペットショップで買い、その後なんらかの問題がおき、解決方法を探るうちに地元のD.I.N.G.O.のトレーナーさんに出会い、今回ここへ来るに至った話をしてくださいました。ここに至った飼主さんに出会えたワンコたちは本当に幸せだなと思い、何度も泣きそうになりました。






問題が起き の後、ここではなく管理センターに連れてゆかれる子も多くいます。






問題が起きた原因はいろいろあると思いますが、人間社会で生きることになった犬がその生活を受け入れるキャパシティは、ほとんどの場合飼い主さんに出会う前の社会化期に決まってしまっているところに重大なポイントがあると私は思います。






本来は、問題が起きる前、犬を飼う前に「正しく」犬を知ることができればいいのですが、今のペットビジネスの大半はそれを望んでいないのではないかと思わざるを得ません。大切な社会化期をおろそかにするような商売が成り立つべきではないです。そのためには、(リーダー論などに惑わされず)犬という動物について本当の知識を得ることがもっともっと一般に広まればいいと心から願います。






以前「犬通」の第一部「犬の起源・歴史・本能・進化」で犬の社会化期について学んだ後、ロックの社会化期がどうだったのかを調べました。






こちらにまとめてあります。






2年近く前に書いた記事ですが、読み返してみて、やはり今でも同じ考えであると確認し、あらためてD.I.N.G.O.に出会えて良かったな、と思いました。






ロックは上のリンク先にまとめたように、家庭犬になるために適切な社会化期を過ごせたラッキーな子です。私が自分本位でロックの気持ちを考えない飼い方をして問題を作ってしまってもなお、とても「良い子」だと思います。






ロックの性格の良さには、大袈裟ではなく本当に毎日感動しています。それに気づけるようになれた自分のことも嬉しく思います。下手な飼い方をしていても、愛情だけは溢れんばかりにあったこともロックの性格を歪めなかった要因だとは思いますが(その頃の愛情は「依存」に近いもので、自分がそれに気づいた時にやっとロックの本当の素晴らしさが分かるようになったのですが。そのへんの詳細はこちらに書きました)、なんと言っても社会化期に培われたベースがあったおかげだと思います。生物学的に「適切な時期」というチャンスは逃せないものだと思うので。言葉が通じない分、それを逃すと飼主が一生懸命勉強しない限り修正は難しい場合が多いと思います。このブリーダーさんの元で社会化期を過ごしたワンコたちは、その後捨てられにくいのではないかと私は思っています。それは目立たないけれど、一頭一頭の犬にとっては最高のプレゼントなのではないかと。






私の順番に、私がなぜ今日ここに来ているのかお話ししました。

私はD.I.N.G.O.のおふたりのトークが大好きだから聞きたいのと、聞けるチャンスにはとにかく聞いておかないと大事なことを忘れるからです、と。私は自分のことを、人一倍相手(人間も含め)の気持ちに無頓着で、自分のことだけを考えて行動してしまう人間だと思っています。だから、人一倍こういうチャンスを逃さないようにして何度も思い出さないとすぐまた逸れてゆきそうでマズいと思っているからです、と。






私はそうやって自分本位に行動し、ロックのことを可愛がっているつもりでストレスを与え続けた結果「他の犬を見ると興奮する」という問題をロックに作ってしまいました。それについては3年近く取り組んできた結果、改善はしていますが、今後もずっと私の管理で対処してゆく必要があるだろうと考えております。






いつか、別の犬を飼うならば、こういう失敗をしないようにしたいな、と思います。できればロックと同じように適切な社会化期を送った子と、その後も適切な飼い方をして理想的な信頼関係を築きたい。ロックに与えてやれなかった(というかロックから奪ってしまった)大切な部分をきちんと与えて、より幸せな犬に育て、一緒に幸せに暮らしてみたい。






里親を探している、人間のせいで不幸になった子たちがたくさんいると知ってもなお、そう思います。






それはひとえに、私が犬を飼う理由が「自分のため」だからです。これは間違いなく。他に理由はありません。






しかし一方、同じ理由で、犬生に恵まれなかった保護犬の里親になって、その子の一生をずっとましなものに変えてあげるということに、強い憧れがあることもまた事実です。






その両方ともが本音です。

そのことを、正直な気持ちとして、いつか言いたいなと思っておりました。






今年IGで知り合った方で、黒プーちゃんをパピーから飼ってらっしゃる方が、2頭目として繁殖に使われて放棄されたトイプーを引き取られました。たまたま職を失って自宅にいることになったのをチャンスと考えての行動だったそうです。繁殖に使われて放棄された子なので、家庭犬としてそれほど難しい問題を抱えていた訳ではないようでしたが、最初の子のQOLを考えてこられたからこその育て方をされている様子を拝見して、とても羨ましく思いました。そして、その子が初めての人間社会で出会う景色、音、匂い、そのひとつひとつを受け入れてゆく姿に何度も泣いてしまいました。困難なこともあると思うけれど、こんな姿を見守れる喜びって他にはないくらい素晴らしいものだろうな、と。






私が今ロック以外のワンコのために出来ることは限られています。限られた範囲でしたいと思うことをさせていただいているに過ぎません。が、もしもいつかもっと出来ることが増えた時、それを可能にする能力のある人間になっていられたらいいなと思っています。D.I.N.G.O.のトレーナーさん方のように。






今の私の役割は、ロックのQOLをより豊かなものにして、人間社会で幸せに暮らせる犬でいさせること。その努力を続けることです。






今回のセミナーで、ロックのQOLについて、気づいたことがあります。

2日目にしたことについて「各ワンさんが鉄板でできるトリックを飼主さんと披露した後、別の参加者ができるだけ忠実に飼主さんのしたことを再現して同じトリックをしてみたり」と前回書きましたが、ロックが鉄板で出来るトリックとして披露したのは、「バーン!」と撃つ真似をしたら倒れて、OKと言うまで倒れている、というものでした。






このトリックはロックがまだ12歳の頃に教えたと思うのですが、どうやって教えたかは残念ながらほとんど覚えておりません(主に説得だったような… そんな訳ないか…)。私自身トレーニングや犬の勉強を始めるよりずっと前でしたので。ただ、何故教えたかだけはよく覚えております。私はそれまでは犬に芸を教える必要などないと思っていたので、安全管理のための「伏せ」と「お座り」しか教えておりませんでした。「お手」なんてなんの意味があるの、と。が、ロックと過ごすうちに「退屈してるんじゃないか」と思うようになったのです。






犬って、芸を覚えることが喜びになるんじゃないだろうか、覚えて人間とコミュニケーションをとることが楽しいんじゃないだろうか、と。






そう思って「バーン!」を教えたことと、教えてみて「やはりそうらしい」と感じたことはよく覚えております。この時私はロックのQOLを意識したんだな、と今回気づきました。犬通を学んだ今はもちろん確信しております。犬って、野生動物はしないことをして喜びを感じることのできる特殊な動物なのだと。人間のコンパニオンアニマルになる素質に溢れ、そのことで自分も幸せを感じられる特別な動物の代表格なのだと。






苦手に感じていたクリッカーを使って、これからはいろんなことを教えてゆきたいな、と。その先に今より更に幸せな関係があるように思えた素晴らしいセミナーでした。






すべては私次第。

ばんがれ私。





そして、すべての犬という素晴らしい生き物に生まれてきた子たちが幸せになることに苦労しない世の中になってゆきますように…










最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。

毎年年の瀬にはやさぐれずにいられないわたくしですが、今年はおだやかに年を越してみようじゃないですか。

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できると思うよ。













みなさま、寒いお正月になりそうですが、風邪などひかれないよう温かくしてお迎えくださいね。どうぞよいお年を!!

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# by kia_rock | 2014-12-31 17:12 | めざせ飼主力UP! | Comments(4)

D.I.N.G.O. 犬連れワークショップ 1   

2014年 12月 16日






12月6、7日の土日にD.I.N.G.O.の犬連れワークショップへ参加してまいりました。

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約2年前に「犬通」を受けて以来、D.I.N.G.O.のイベントが広島であると参加しておりました。クリッカートレーニング(犬連れ)と2日間のセミナーの2度です。どちらも記事にまとめていないのは、レジュメがなく自分でも何もメモをとっていなかったからです。今回もメモをとっていないので内容はまとめられないのですが… 毎回とにかく面白いです。とくに今回のワークショップは「犬通」に匹敵するくらいの充実感でした。





ちなみに前回(今年の春)のセミナーのテーマは1日目「犬のシグナルの深読み」2日目「犬に自信をつけるごほうびの活用法」。今回のテーマは1日目「安全管理と自己学習~考える犬に育てよう~」2日目「水平思考で壁を乗り越えよう~人が与える犬への影響~」でした。今回の詳細はこちら






私は代表の新居さんと副代表の石綿さんコンビの話を聞くのが大好きなんです。理由はおそらくD.I.N.G.O.の理念である「根拠を追求する」姿勢が、私にとってしっくりくるからだと思います





クリティカルシンキングってご存知でしょうか。日本語に訳すと誤解されそうで説明しづらいのですが… 私の解釈で説明すると「(話を)曲げない、すり替えない、すぐ一括りにしない、ありのままにとらえる、事実(fact)と意見(opinion)を区別する…」といった思考のことです。私は趣味の英会話を通してその実践を学んでいるのですが、これが私にはとてもしっくりきます。





そして、これを知った時、なぜ自分がD.I.N.G.O.が好きなのかが分かった気がいたしました。新居さんと石綿さんのお話はクリティカルシンキングがベースだから、こんなにしっくりくるのではないかな、と。これからの時代、何を学ぶにしてもこの思考(姿勢)ができないと伸びにくいと言われているようです。これができてこそ「根拠を追求」することも可能になるのではないかな、と思います。





そして、やはりD.I.N.G.O.には、そういうのがしっくりくる方々が集まって来るんではないかな。今回参加された十数名の皆様との時間は、とてもリラックスでき、楽しく、幸せで、終わってしまうのが惜しいくらい充実した2日間でした。





2日とも半数程度の方が犬連れでした。

囲われた空間に入ることは、犬にとってはちょっとした危機ですので、警戒レベルが上がっているはずですが、その中で終始お互いに良い距離をとって無関心でいられました。飼主さんへの信頼度が高いのと、飼主同士がお互いに安心感を持っているのが伝わっているのだろうな、と。犬なし参加の方は、愛犬がまだこの状況(ストレス)に耐え得るかどうか分からないので連れて来なかった方、これから犬を飼う予定の方、ドッグトレーナーを目指している方等でしたが、1日目は皆で協力して参加されたワンさんにクリッカーで「タッチ」を教える等のエクササイズをさせていただきました。





私は1日目は様子見で、ロックを連れてゆきませんでしたが、2日目はロックとつれと一家で参加いたしました。2日目も参加のワンさんたちといろんなことをして楽しかったのですが、面白かったものを紹介してみます。





「超能力だけで伏せをさせてみてください」のお題。

コマンドを使わず、無言で手、足、首などもいっさい動かさずに愛犬に伏せをさせてください、と。ロックは私と目があって10秒くらいで伏せたのですぐ引っ込みましたが、他のワンさんたちは5分以上経っても誰も伏せず。みんな一途にコマンドを待っていました。その間観察していていろんなことが見えてきました。今どんな気持ちになっているのか、この状況をどう納得しようとしているのか、そして飼主さんとどんな風に暮らしているのか、まで… じっとガラス扉の外を見始めて現実逃避する子、立っているという指示だと結論づけてじっと立っていることに決めた子、飼主さん以外の人に答えを求めようとする子… とても興味深かったです。





ちなみにロックがすぐに伏せたのは、コマンドではなく自分の判断で伏せるように強化してあるからです。コマンドは出さないけれど、伏せたことが正解ならフィードバック(ご褒美)は出します。なので、ロックは伏せが大好きです。伏せているといいことが起きることが多いので「とりあえず伏せ」しているうちに、伏せていることそのものが好きになった感じです。伏せていると身体もラクだし気持ちも落ち着いていやすい気がします。だから好きになるのも自然かなと。そして飼主としても、伏せていられて困る状況はほとんどないので助かります(泥んこや枯れた芝生の上でさえなければね)。





ですが、その分コマンドでの「伏せ」が弱いことを今回実感しました。いざという時の危機管理、そしてロックのQOL向上のためにもコマンドでの意思疎通もちゃんとできるようにしておかないとな、と思いました。





あとは、各ワンさんが鉄板でできるトリックを飼主さんと披露した後、別の参加者ができるだけ忠実に飼主さんのしたことを再現して同じトリックをしてみたり。D.I.N.G.O.が長年行っている「タレント犬トレーニング」の一部をやってみたり。





「タレント犬トレーニング」は、文字通り、演技をして映像におさまるためのトレーニングです。今回「人間があくびをしたのを合図に伏せをする」という演技を教えてみました。初めてで要領が悪くて誰も成功しませんでしたが、どの子も手応えはありました。これ、どう教えればいいと思いますか? 参加者誰も分かりませんでしたが、とても簡単なやり方でした。





「タレント犬トレーニング」と聞くと、チャラいイメージや、暗い(非人道的な)イメージを持っていましたが… 間違いでした。犬のQOLは確実に上がると思います。さらに、演技を教えているうちに、問題を抱えていたワンさんの問題が消えてしまうことがよくあるのだそうです。

たとえば、吠えて困る犬には「吠えろ!」を教える。指示で吠えるとギャラ(ご褒美)が出るけれど、勝手に吠えてもギャラは出ない。言わば「吠え」のアマチュアからプロにしてしまうことで、ギャラが出ない時は吠えなくなることが多いのだそうです。





今回の参加者で興味を持った方が多かったので、次回のワークショプ(未定)ではこのタレント犬トレーニングも一部取り入れられることになるかもしれません。




そんな訳で、あっという間の2日間でしたが…
今回、もうひとつとても充実していたと感じた部分があります。参加者の数がそれほど多くなかったので、ひとりひとりの話をしっかり聞きながら、皆で考えることができた1日目の最初の時間です。




もしかしたら、そのあたり、ロックへの思いを次回書くかもです。




みなさま、おつかれさまでした。
ありがとうございました!!



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ロックもおつかれちゃん
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おつきあいいただき、ありがとうございました。











# by kia_rock | 2014-12-16 21:52 | めざせ飼主力UP! | Comments(2)